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令和3年第3回定例会(第4号) 名簿 2021-09-22
令和3年第3回定例会(第4号) 本文 2021-09-22

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  1. 南房総市議会 2021-09-22
    令和3年第3回定例会(第4号) 本文 2021-09-22


    取得元: 南房総市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    1:     ◎開議の宣告 ◯青木正孝議長 ただいまの出席議員数は18人です。  直ちに本日の会議を開きます。                                         (午前10時00分)    ──────────────────────────────────────────     ◎議事日程の報告 2: ◯青木正孝議長 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第67号~議案第78号の報告・質疑・討論・採決 3: ◯青木正孝議長 日程第1、議案第67号、南房総個人情報保護条例及び南房総行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第6、議案第78号、南房総過疎地域持続的発展計画の策定についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案は、去る9月7日の本会議において総務委員会に付託されたものであります。これより、総務委員会における審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  総務委員長、関壽夫君。 4: ◯関壽夫総務委員会委員長 委員長報告をいたします。  ただいま議題となっております議案について、9月7日、総務委員会を招集し、審査を行いました。その経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、審査の結果について、付託された議案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過について、その概要を申し上げます。  議案第71号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  改修工事により現在の施設と変わるところについて質疑があり、当局から、地下の階は店舗を増築し、売場面積を拡大することで、レジスペースを確保しレジ前の混雑を緩和させる。高速道路側の1階はフードコートを整備し、飲食店や客席を拡充することで休憩機能の強化を図るとともに、レストランの一部を体験等が可能な多目的室として活用するように変えていく予定であるとの答弁がありました。  次に、新たなテナントの入居募集について質疑があり、当局から、高速道路側フードコートは現在5店舗入居しているが、株式会社富山商販にお願いして、3店舗増やして8店舗にする予定であるとの答弁がありました。  次に、大規模改修により何年程度の長寿命化を見込んでいるか質疑があり、当局から、明確な年数の見込みは出ていないが、雨漏り等がひどいところは強化する予定であり、長寿命化されるのではないかと考えていると答弁がありました。
     次に、議案第72号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  当初契約との主な変更点について質疑があり、当局から、1つ目は既存の建具調整で、当初、設計では教室と廊下の間の出入口となる木製建具の更新のみを計画していたが、経年劣化により、床のゆがみや間仕切り壁自体の木材の反りなどの変形が生じていたため、縦枠やかもいの調整、金物などの更新を行った。2つ目は、普通教室の既存の木下地調整などの更新で、当初、設計では床の木下地の根太まで撤去、更新を計画していたが、根太の下の大引きが老朽化していたため、それに伴う調整が必要となり変更を行った。3つ目は、仮設間仕切り等の設置で、当初、計画では階ごとの改修工事を予定していたが、給排水の関係上、上下階で共に工事を行う必要があったため、管理特別教室棟普通教室棟を棟ごとの工事に切り替えたことにより、生徒の動線を工事動線と仕切るための仮設の間仕切りを増設したとの答弁がありました。  次に、議案第73号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  給食用食器更新計画を策定しておいたほうがいいと考えるが、当局はどのように考えるかと質疑があり、当局から、現在、施設の改修等に合わせて更新している場合が多いが、今回全ての食器を更新することや児童生徒数の減少が見込まれるので、今後は計画を立てながら、複数年での更新をしていきたいと考えているとの答弁がありました。  次に、どのような基準で耐用年数が5年なのかとの質疑があり、当局から、メーカー推奨耐用年数で、通常5年使うと食器に傷がつき、その中にたんぱく質等が入ってくるおそれがあるため、その時期に更新することが推奨されているとの答弁がありました。  次に、議案第78号について、この5年間の過疎対策事業債発行総額について質疑があり、当局から、本年度は7億5,000万円程度発行する。前年度は貸事務所の建設関係で9億8,500万円配当されたが、全国の発行枠もあることから、この5年間は年間7億5,000万円程度を枠として考えていきたいとの答弁がありました。  なお、議案第67号及び議案第70号については、質疑はありませんでした。  以上、ただいま議題となっております議案について、総務委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告を終わります。 5: ◯青木正孝議長 以上で委員長報告を終わります。  ただいまの報告について、質疑のある方は発言願います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 6: ◯青木正孝議長 質疑がないようですので、質疑は以上で終結いたします。  次に、議案ごとに討論及び採決を行います。  議案第67号、南房総個人情報保護条例及び南房総行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入ります。  発言の通告がございますので、これを許します。  安田美由貴君。 7: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。議案第67号、南房総個人情報保護条例及び南房総行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対討論を行います。  デジタル庁設置法デジタル社会形成関係法の施行に伴う改正です。この法律の問題点と市民や自治体が受ける影響について、4点ほど申し上げます。  1点目、プライバシーの侵害です。匿名加工した個人情報オープンデータ化を県に義務づけます。たとえ匿名加工しても、集まるデータが膨大であるほど個人の特定が容易にできるようになります。今まで条例で禁止していた個人情報オンライン結合情報連携を禁止できなくします。企業の利益を個人情報の保護よりも優先するのではなく、情報の自己コントロール権を保障する仕組みづくりが必要です。  2点目、マイナンバー制度の拡大です。マイナンバー社会保障、税、災害対策に限定して導入され分散管理されていましたが、銀行口座個人番号のひもづけが行われます。政府が管理運営するウェブサイト、マイナポータルで行政手続をした人の個人情報は、国が大量に集めて匿名加工し民間に提供します。集められた情報は攻撃されやすく、一度漏れた情報は取り返せません。自治体クラウドへのデジタル庁アクセス権は不透明ですし、システムの巨大化がさらなる下請を生み、情報漏えいのおそれがあります。  3点目、地方自治の侵害です。市独自の施策を削り、国に合わせた助成金を出す仕組みをつくっています。情報システムの共同化、集約化で住民サービスの後退が懸念されます。また、デジタル庁資料提出権や勧告権を持ち、自治体公立病院などの予算配分にまで関与してくることになります。  4点目、民間企業との癒着です。市として今後、自治体DX推進計画について、マニュアルが示され次第、策定の是非を含めて検討に入るとのことです。自治体デジタル化のための組織をつくる際、民間の関係者非常勤特別職として関与し、同業他社価格情報技術情報などに触れる機会が生じることが想定されます。システム改修などの入札時に富士通やNECなど大企業のもうけのための囲い込みが行われ、公平性が保てなくなることも考えられます。  以上の問題点がある法に伴う改正ですので、この議案には反対いたします。 8: ◯青木正孝議長 安田美由貴君の討論を終わります。  通告による討論は以上です。ほかに討論ございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 9: ◯青木正孝議長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。採決は起立により行いますが、起立しない方は反対とみまします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                     〔賛成者起立〕 10: ◯青木正孝議長 起立多数。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第70号、契約の締結について(南房総市立千倉中学校校舎改修工事建築工事))について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 11: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第71号、契約の締結について(道の駅富楽里とみやま大規模改修工事建築工事))について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 12: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第72号、契約の変更について(南房総市立三芳中学校校舎改修工事建築工事))について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 13: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第73号、財産の取得について(南房総市内房学校給食センター及び(仮称)南房総市外房学校給食センター給食用食器購入)について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 14: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第78号、南房総過疎地域持続的発展計画の策定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第66号及び議案第68号の報告・質疑・討論・採決 16: ◯青木正孝議長 日程第7、議案第66号、南房総過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の制定について及び日程第8、議案第68号、南房総コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案は、去る9月7日の本会議において福祉委員会に付託されたものであります。これより、福祉委員会における審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  福祉委員長寺澤利郎君。 17: ◯寺澤利郎福祉委員会委員長 委員長報告をいたします。  ただいま議題となりました議案について、9月8日、福祉委員会を招集し、審査を行いました。その経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、審査の結果について、付託されました議案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過について、その概要を申し上げます。  初めに、議案第66号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  昨年度末に失効した南房総過疎地域における固定資産税特例措置に関する条例により減免を受けていた事業者でも、新たな設備の取得があれば、申請により減免が受けられるのか。また、これまでに固定資産税の減免が行われた件数と金額について質疑がありました。当局から、令和2年度に失効した条例により不均一課税を適用した事業はない。同じ事業者が令和3年4月1日以降、新たな設備の取得等をした場合は、本条例を適用し令和4年度、5年度、6年度の3か年度の固定資産税課税免除となる。  また、これまで製造業や旅館業等において固定資産税の減免が行われた件数と金額については、1点目が令和2年度末で失効した南房総過疎地域における固定資産税特例措置に関する条例に基づく減免で、軽減件数12件、軽減額1,905万3,740円。2点目が南房総半島振興対策実施地域における固定資産税特例措置に関する条例に基づく減免で、軽減件数30件、軽減額4,115万7,930円。3点目が国際観光ホテル整備法に基づく減免で、軽減件数72件、軽減額7,381万4,290円との答弁がございました。  次に、本条例は令和6年3月31日で失効するが、3年後に再度条例をつくる必要があるか、その考え方について質疑がありました。当局から、本条例案を3か年としたのは、軽減措置に対する交付税措置の算入が法律で3年間と定められているためで、交付税措置が3か年で終わってしまった場合には、本条例も3か年で終了、失効することになるとの答弁がございました。  次に、議案第68号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  施設の名称を変更することになった理由について質疑があり、当局から、混乱するとの意見が寄せられ、富山地区行政連絡協議会民生児童委員協議会文化協会など関連団体に報告し意見を求めたところ、それぞれ富山平群コミュニティセンター及び富山岩井コミュニティセンターに名称を改めたほうがよいとの意見が大多数を占めることなどによるためと答弁がございました。  以上、ただいま議題となりました議案について、福祉委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告を終わります。 18: ◯青木正孝議長 福祉委員長の報告を終わります。  この報告について、質疑はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19: ◯青木正孝議長 質疑がないようですので、質疑は以上で終結いたします。  次に、議案ごとに討論及び採決を行います。  議案第66号、南房総過疎地域における固定資産税課税免除に関する条例の制定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 20: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号、南房総コミュニティセンターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第69号の報告・質疑・討論・採決 22: ◯青木正孝議長 日程第9、議案第69号、南房総三芳農村環境改善センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  ただいま議題となっております議案は、去る9月7日の本会議において産業委員会に付託されたものであります。これより、産業委員会における審査の経過並びに結果について、委員長の報告を求めます。  産業委員長、川上清君。
    23: ◯川上清産業委員会委員長 委員長報告をいたします。  ただいま議題となりました議案について、9月8日、産業委員会を招集し、審査を行いました。その経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、審査の結果について、付託されました議案は、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、審査の経過について、その概要を申し上げます。  議案第69号について、次のとおり質疑・答弁がありました。  初めに、条例改正の目的について質疑があり、当局から、条例改正の目的は一般利用をしている農事相談室一般利用から削除するためとの答弁がありました。  次に、農事相談室を削除することで問題は生じないかとの質疑があり、当局から、現在の利用者については、ほかの部屋で対応できると考えているとの答弁がありました。  次に、社会福祉協議会がここへ入るという話を聞いたが、1階に入るのか。また、2階、3階は今までどおりにその他の団体が借用できるかとの質疑があり、当局から、現在使っている1部屋と1階の農事相談室の2部屋を利用して社会福祉協議会の本所を移転する予定。ほかの部屋については、今までどおりの運用になるとの答弁がありました。  次に、社会福祉協議会が入る隣に、災害のときボランティアを受け付けた大きな建物があるが、そこは使えないのかとの質疑があり、当局から、建物は、築後かなりの年数がたっている。また、ボランティアセンターが終わった後、現在は保健福祉部健康支援課の資材等の置場で使用しているとの答弁がありました。  以上、ただいま議題となりました議案について、産業委員会における審査の概要を御報告申し上げ、委員長報告を終わります。 24: ◯青木正孝議長 以上で委員長報告を終わります。  ただいまの報告について、質疑のある方は発言願います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯青木正孝議長 質疑がないようですので、質疑は以上で終結いたします。  これより討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員長報告は可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎議案第74号~議案第77号の討論・採決 27: ◯青木正孝議長 日程第10、議案第74号、令和3年度南房総一般会計補正予算(第6号)から日程第13、議案第77号、令和3年度南房総水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案は、去る9月7日の本会議において予算審査特別委員会に付託されたものであります。  お諮りします。これら議案についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定によって省略することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  次に、議案ごとに討論及び採決を行います。  議案第74号、令和3年度南房総一般会計補正予算(第6号)について討論に入ります。  発言の通告がございますので、これを許します。  安田美由貴君。 29: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。議案第74号、令和3年度南房総一般会計補正予算(第6号)について、反対討論を行います。  1点のみ、千倉地区社会体育施設等整備事業589万6,000円についてです。内訳は、旧忽戸小学校の敷地の測量業務委託が122万1,000円、千倉BG海洋センターと旧忽戸小学校で解体する予定の建物全てを対象としたアスベスト及びPCB含有分析調査業務委託料467万5,000円です。  5月25日の議員全員協議会で、12月に測量やアスベストの分析を行うというスケジュール表が示されました。整備構想概算事業費利用見込みが示されていない状態で千倉地区の住民の意見募集をしていますが、意見の集約が不十分な段階で解体撤去のための段取りを先行して議決することに疑問があります。  予算委員会のやり取りで、市長はアスベストPCB分析調査について、解体するための根拠にはしないと明言していますが、この予算を議会が可決することについて、構想の第1ステップと考えるとも発言されています。今後、既存施設を改修した場合の試算も行われず、基本設計に関する予算を計上することも考えられます。  今回計画されている通年型プールについて、館山や鋸南の温水プールと比べて2倍近くの利用見込みがあるとは考えにくいです。令和元年度に市が実施した千倉BG海洋センタープール利用者アンケートでも、通年型プールの是非について、意見が真っ二つに割れています。  このような状況からも、今回の構想について、建設費、解体費、維持管理費利用見込み者数の内訳を市民に示すべきです。  また、図書館は新設よりも蔵書数の調整のための司書を増やすよう求めます。  千倉BG海洋センターと旧忽戸小学校解体予定の建物全てを対象とする調査費です。アスベストPCB含有分析調査費は、これまで公共施設解体撤去費用に混ざって計上されてきた予算です。どう考えても解体ありきの予算計上ですので、この予算案には反対いたします。 30: ◯青木正孝議長 安田美由貴君の討論は終わりました。  通告による討論は以上です。ほかにございませんか。  神作紀史君。 31: ◯神作紀史議員 1番、神作紀史です。私は、議案第74号の令和3年度一般会計補正予算(第6号)について、賛成の立場で討論いたします。  今回の補正予算では、新型コロナウイルス感染症対策として必要な予算が計上されております。依然として感染拡大に歯止めがかからない状況の中、政府は、今月12日が期限となっていた21都道府県緊急事態宣言について、千葉県を含む合計19都道府県緊急事態宣言を今月末まで延長することを決定いたしました。安房地域においても感染者数が急激に増加しており、当市においても引き続き感染防止を図る必要があり、今回計上されている新型コロナウイルスワクチン接種事業や災害時の避難所の感染症対策用備品の購入、民間の介護施設保育所等感染症対策補助などは大変重要な事業であると考えます。  また、農業分野では、担い手の育成や生産性の向上を目的とした各種農業機械設備整備補助、水産業分野では、内房地域の藻場回復対策、外房漁村再生計画に基づく千倉漁村センターの解体、観光分野では、温泉施設整備補助や地域産品の6次産業化商品の流通促進など、いずれも、一昨年の房総半島台風による災害や現在新型コロナの影響により大打撃を受けている市内の各産業の回復及び活性化を図るために必要なものと判断いたします。  その他の予算についても、いずれも妥当なものと認められ、私は本予算に賛成いたします。 32: ◯青木正孝議長 通告による討論は以上です。ほかに討論ございませんか。  関壽夫君。 33: ◯関壽夫議員 10番、関壽夫です。議案第74号、令和3年度南房総一般会計補正予算(第6号)について、賛成討論を行います。  この補正予算には第9款教育費、第6項保健体育費、2目体育施設費、12節委託料、事業名、千倉地区社会体育施設等整備事業アスベスト及びPCB含有分析調査業務委託料467万5,000円、測量業務委託料122万1,000円、旧忽戸小学校に関わる予算が計上されております。千倉地区社会体育施設等整備事業については、現時点では、千倉地区に回覧板により、9月30日までの期限で意見募集をしているところであり、住民説明会も開かれておらず、周知が不十分で、構想自体を進める段階ではありません。このことについて、9月10日の予算審査特別委員会において綿密な質疑、答弁がありました。  このやり取りの中で、1つ、計上された委託料が議会に承認されたとしても、そのことを理由に、千倉地区社会体育施設・コミュニティ施設等整備構想を進めることはありません。2つ目、アスベスト及びPCB含有分析調査の結果を理由に、旧忽戸小学校の校舎解体を進めることはありません。この2点について2度、念を押し、市長並びに教育長から確約の答弁を頂きました。  当初は修正動議を提出することを検討しておりましたが、この確約を得たこと、そしてこの補正予算第6号には、コロナ禍に関連する対策費等、市民の生活に直結する重要な予算が計上されていることから、本議案に賛成するものであります。  以上です。 34: ◯青木正孝議長 ほかに討論ございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35: ◯青木正孝議長 ないようですので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。採決は起立により行います。起立しない方は反対とみなします。  本案に対する委員会の審査結果は可決です。本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                     〔賛成者起立〕 36: ◯青木正孝議長 起立多数。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第75号、令和3年度南房総市介護保険特別会計補正予算(第1号)について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員会の審査結果は可決です。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 37: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第76号、令和3年度南房総市国保病院事業会計補正予算(第2号)について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員会の審査結果は可決です。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  次に、議案第77号、令和3年度南房総水道事業会計補正予算(第1号)について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本案に対する委員会の審査結果は可決です。本案は原案のとおり決定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 39: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎認定第1号~認定第9号の討論・採決 40: ◯青木正孝議長 日程第14、認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第22、認定第9号、令和2年度南房総市水道事業会計決算の認定についてまでを一括議題といたします。  ただいま議題となっております議案は、去る9月7日の本会議において決算審査特別委員会に付託されたものであります。  お諮りします。これら議案についての委員長報告は、会議規則第39条第3項の規定によって省略することにしたいと思いますが、御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 41: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、委員長報告は省略することに決定いたしました。  次に、議案ごとに討論及び採決を行います。  認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。  発言の通告がございますので、発言を許します。  安田美由貴君。 42: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。  1点目は、子ども医療費助成事業5,750万1,000円についてです。多古町では、22歳までの医療費を11月から無料にする判断をしました。南房総市の子ども医療費助成について、高校3年生まで拡充すべきです。  2点目、外出支援バス券タクシー券266万1,000円についてです。1回に使える枚数を増やすよう求めます。  3点目は、生活扶助費1億2,767万2,000円についてです。前年度比で788万2,000円減っています。エアコンも冷蔵庫も壊れてしまった。車検代やくみ取りの経費などで、まとまったお金を工面することが難しい。ストーブを手に入れたいとケースワーカーに相談しても、働いたお金で買えばよいのではと言われた。食費を節約しようと社会福祉協議会のフードバンクを頼ったら、今度は缶詰類はよくてもお米は駄目と言われたとの訴えがありました。お米は駄目といった理由がよく分からないのですが、必要に応じてフードバンクを利用できるようにして、家電については、リサイクル品などを紹介する体制を取っていただきたいと思います。  エアコンに関して、国は、2018年度から新たに生活保護を利用する世帯で、熱中症予防の必要がある高齢者や障害者、子供がいるなどの条件を満たす場合、5万4,000円を上限に購入費の支給が認められていますので、保護を受けるタイミングでの案内をしていただきたいと思います。また、国は生活保護を現在受けている世帯へのエアコン購入費の支給も認めるべきです。生活扶助費を減らす動きには反対します。  4点目は、マイナンバー制度管理運営事業2,260万円についてです。令和2年度はマイナポイント制度の導入を国が進めてきました。今年9月から施行されたデジタル関連法で、個人番号と預金口座を連携させます。マイナンバー制度は所得資産、社会保障給付を国が把握し、徴収強化と社会保障費の削減を進めるものなので反対します。  5点目は、貸事務所整備事業7億3,586万7,000円についてです。旧南小の校舎解体1億800万円、貸事務所の整備工事に令和2年度は4億3,120万円かけました。市内者の雇用を増やすべきです。  6点目は、学校給食の賄材料費1億2,383万5,000円のうち、米飯給食推進費は300万円、地場産業導入費は400万円でした。これらの財源は過疎対策事業債ですが、充当額をさらに増やして国や県から財政支援を求めることで、給食費を無料にすべきです。
     7点目は、部活動補助金341万6,000円と県大会派遣補助金66万3,000円についてです。補助金の金額を増額して千倉と白浜の体育後援会費は廃止し、任意の寄附は個人が学校に直接渡すか振り込むかの手段を取るべきです。  最後に8点目、千倉地区社会体育施設等整備基礎調査業務委託料29万7,000円についてです。決算委員会では、図面作成と概算事業費の基礎調査を豊建築事務所という外房学校給食センターや嶺南小学校の設計を行った業者に委託していた。その財源は、執行差金という余ったお金を使って、議員に知らせることもなく昨年の10月5日に支出していたことが分かりました。2月下旬には調査が終わり、成果物もできているはずなのですが、3月末の公共施設再編計画の旧忽戸小学校の校舎等については、転用検討のままでした。3月議会で概算事業費の図面を示して説明する機会があったと思いますが、それも行われませんでした。  令和2年度の9月議会、私の一般質問で、旧忽戸小学校の利活用について、教育長は既存施設の活用を考えていない理由を3つ挙げていました。1、利用者等の意見や要望を実現することを考えると、旧忽戸小学校を改修したのでは壁を取り払う工事が必要になり、極めて無理な話である。これは体育館をステージにすればよいと考えます。2、旧忽戸小学校自体が非常に大きな建物で、公民館として必要なスペースだけ取ると大半は余る。これは、余ったところを避難所にすればよいと考えます。3、学校の校舎を改修して公民館等に使う場合、建築基準法あるいは消防法の規制がかなりかかってきて、新たな施設等を造らなくてはいけない。この説明は真実ではありません。決算委員会で改めて建築基準法上の根拠を示すよう尋ねたところ、課長答弁では、そのようなものはないということでした。令和2年度に旧忽戸小学校の体育館のトイレは洋式化したばかりです。体育館の音響設備を整えて、ステージに耐火基準を強化し、避難所機能を持たせれば解体せずに済みます。既存施設の活用であれば38億3,000万円もの事業費にはならないと思います。市には、既存施設の活用もシミュレーションし比較、判断してほしいと思います。  以上の理由などから反対討論といたします。 43: ◯青木正孝議長 安田美由貴君の討論を終わります。  通告による討論は以上です。ほかに討論ございますか。  阿部美津江君。 44: ◯阿部美津江議員 私は、認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定につきまして、賛成の立場から討論いたします。  昨年度、当市は、房総半島台風等の災害からの復旧・復興の最中に、新型コロナウイルス感染症の影響により収入、売上げの減少など、市民の生活や地域経済に大打撃を受けました。災害や新型コロナウイルス感染症の影響により御苦労されている市民の皆様方や市内の事業者様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、一日も早くこの事態が終息し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。  さて、令和2年度一般会計決算では、台風災害からの復旧・復興事業に加え、新型コロナウイルス感染症対策事業の実施などにより、歳入決算額及び歳出決算額ともに過去最高額となっております。復旧・復興関連事業では、被災された皆様の生活再建支援や被災住宅の修理、建て替え支援、損壊家屋の解体、災害廃棄物処理事業などの実施により、早期の復旧・復興に努めました。新型コロナウイルス感染症対策関連事業では、特別定額給付金の給付や困窮する世帯への生活支援、学校教育施設等の感染拡大防止対策の実施、市内中小企業への経済支援など、市民の生活再建、地域経済の回復及び市民の安全確保のため全力で取り組んでこられた当局の姿勢、取組を高く評価いたします。  また、公共施設等総合管理計画に基づき、三芳小学校及び三芳中学校の校舎改修工事、旧南小学校跡地を活用した貸事務所整備事業、富山ふれあいスポーツセンター大規模改修事業など、公共施設長寿命化や経済振興、施設整備は、人口減少や少子高齢化が進む中、将来世代の負担低減や地域経済の活性化に重要かつ不可欠な取組であります。これら施策が昨年度に引き続き積極的に展開されていることについても評価をいたします。  なお、今回の決算審査を通し、様々な意見がありましたが、指摘されました内容を真摯に受け止め、今後の市政運営に生かされることをお願いし、賛成の討論といたします。  以上で終わります。 45: ◯青木正孝議長 ほかに討論ございますか。  関壽夫君。 46: ◯関壽夫議員 10番、関壽夫です。認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論いたします。  一般会計補正予算(第6号)に続きまして、第9款教育費、第6項保健体育費、2目体育施設費、12節委託料、事業名、千倉地区社会体育施設等整備基礎調査業務委託料29万7,000円についてですが、令和2年10月5日に随意契約で豊建築設計事務所と契約した委託料ということであります。提出いただいた業務委託仕様書によると、委託概要は、千倉総合運動公園及び千倉BG海洋センターの再整備、旧忽戸小学校跡地の利活用について、整備に係る概算事業費算出等の基礎調査業務を委託するもの。基礎調査内容は、1、市が提案する整備内容の概算事業費の算出、2、イメージ図の作成、3、次年度以降の基本設計業務等の積算、4、その他必要事項の検討として、1、概算事業費、2、イメージ図、3、基本設計業務等の内訳書、この3つの報告書を電子データで提出するよう求めております。  しかし、この委託料29万7,000円は、令和2年度一般会計当初予算にも令和2年度中の補正予算にも計上されていません。このことは、委託料は議会の議決承認を得ずに執行されたということになります。9月13日の決算審査特別委員会での質疑で、議会の承認を得ずに予算執行することは地方自治法に違反するのではないかとの質問に、合法ですという答弁を頂いております。  そこで、私は総務省自治行政局に問合せをいたしました。回答は、基本的には地方自治法に違反している。しかし、個別の案件については、県の市町村課に問合せをお願いしたいと、こういうことでありました。そこで、千葉県総務部市町村課に同様に問合せをいたしました。初めの回答は、総務省自治行政局と同じく、基本的には地方自治法違反ですが、判例等に照らし改めて回答しますということで、回答書をここに持ってきましたけれども、頂いております。それを要約すると、地方自治法第211条第1項で、普通地方公共団体の長は毎会計年度予算を調整し、年度開始前に議会の議決を得なければならない。また、同条2項では、予算を議会に提出するときは、政令で定める予算に関する説明書を併せて提出しなければならないと定められているところである。しかし、今事案が款項の範囲で執行されたものであれば、直ちに違反であるとまでは言えないものの、議会の議決を得るに当たっては、執行部が議会に対して説明を尽くすべきであり、今回のように予算説明書に具体的な事業名の記載がなかったことなどを考えると、執行部側に説明不足の点があったと指摘されても仕方ない事案であると回答をもらっています。言い換えれば、説明不足イコール議会軽視の事案であると私はこの回答を受け止めました。  常識的な対応であれば、令和2年第3回定例会の会期は9月1日から9月25日まででしたので、10月5日に契約をしているのであれば、この第3回定例会に補正予算で計上できたはずであります。しかも、予算議案として上程されれば、議会としても、早い段階で、質疑討論を通じて事業の検証、要望もできたはずであります。また、広く民意を酌み取ることもできたはずであります。なぜ補正予算で計上しなかったのか、甚だ疑問であります。意図的に分からないように進めたと言われても仕方ない、議会軽視の対応と私は思います。  千倉地区社会体育施設・コミュニティ施設等整備構想は、令和3年5月25日の議員全員協議会で初めて議会に提示されましたが、今、様々な議論が巻き起こっています。市税収1年分に匹敵する38億3,000万円の事業費、次の世代へ引き継ぐであろう財政や維持管理費について、図書館、温水プールの必要性や位置について、また忽戸地区の避難所である旧忽戸小学校解体の是非等々、考慮すべきことは多くあります。いずれにしても、議会の議決承認を得ずに予算執行したことについて、これを認めるわけにはまいりません。  次に、第7款土木費、第5項住宅費、4目市営住宅整備費、市営住宅再編整備事業1億4,757万8,300円について、決算審査特別委員会でも指摘したとおり、建設坪単価の計算方法に疑義があります。  次に、第6款商工費、第1項商工費、2目商工振興費、貸事務所整備事業7億3,586万7,000円について、決算審査特別委員会でこれもただしましたが、公が補助することに対する税の使い方、公平性に問題があること、7億円超の事業費が膨大過ぎること、また当初示された成果が見えていないこと。  以上、この3点の理由により、認定第1号、令和2年度南房総市一般会計歳入歳出決算の認定に対して反対といたします。  以上です。 47: ◯青木正孝議長 ほかに討論ございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48: ◯青木正孝議長 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。起立によって採決いたしますが、起立しない方は反対とみなします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに賛成の方の起立を求めます。                     〔賛成者起立〕 49: ◯青木正孝議長 起立多数。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第2号、令和2年度南房総市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算を認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第3号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入ります。  発言の通告がございますので、発言を許します。  安田美由貴君。 51: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。認定第3号、令和2年度南房総市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、反対討論を行います。  令和2年度の保険料の収入済額は4億7,977万5,600円でした。前年度と比べて75歳以上の人は201人減っていますが、保険料は3,213万6,500円増えました。令和2年度は、保険料の均等割が2,400円増の4万3,400円、所得割は0.5%増の8.39%になり、さらに低所得者の減免割合を減らし、保険料の負担を増やしました。  今後、国の負担を増やし、県の広域連合に対し財政安定化基金を使うよう求めるべきと考え、反対討論といたします。 52: ◯青木正孝議長 安田美由貴君の討論を終わります。  通告による討論は以上ですが、ほかに討論ございますか。  鈴木克哉君。 53: ◯鈴木克哉議員 3番、鈴木克哉です。私は本決算に賛成の立場で討論いたします。  本決算は、後期高齢者医療制度の中で、市が担う業務である保険料徴収や資格管理、給付などに要する費用及び広域連合からの委託事業である健康診査事業等について執行されたものでございます。保険料額は都道府県単位に設けられている後期高齢者広域連合で決定しており、広域連合組織の加入団体として必要な業務を遂行し、令和2年度の現年度分の保険料収納率は99.7%と高い徴収率であるなど、健全な財政運営に努力されているものであり、妥当な業務執行であると判断されますので、本決算の認定に賛成いたします。  以上です。 54: ◯青木正孝議長 ほかに討論ございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55: ◯青木正孝議長 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。起立によって採決いたしますが、起立しない方は反対とみなします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算を認定することに賛成の方の起立を求めます。                     〔賛成者起立〕 56: ◯青木正孝議長 起立多数。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第4号、令和2年度南房総市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 57: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第5号、令和2年度南房総市滝田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第6号、令和2年度南房総市北三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 59: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第7号、令和2年度南房総市南三原財産区特別会計歳入歳出決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第8号、令和2年度南房総市国保病院事業会計決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 61: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。  次に、認定第9号、令和2年度南房総市水道事業会計決算の認定について討論に入りますが、発言の通告はございませんでしたので、以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。  本決算に対する委員会の審査結果は認定です。本決算は認定することに御異議ございませんか。                  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62: ◯青木正孝議長 御異議ないものと認めます。  よって、本決算は認定されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎発委第2号の趣旨説明・質疑・討論・採決 63: ◯青木正孝議長 日程第23、発委第2号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてを議題といたします。  提出者に趣旨説明を求めます。  総務委員長、関壽夫君。
    64: ◯関壽夫総務委員会委員長 発委第2号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、趣旨説明をいたします。  近年、地方財政は財源不足が続き、また新型コロナウイルス感染症のまん延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても引き続き厳しい状況に直面することが予想されております。また、地方自治体では新型コロナウイルス感染症対策や喫緊の行政課題への対応など、財政需要に見合う財源が求められています。  安定的な住民サービスの提供やまちづくりを行うためには、地方税制の充実確保が強く望まれることから、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。  意見書の提出の趣旨を御理解いただき、慎重なる審議をお願いいたします。  以上です。 65: ◯青木正孝議長 以上で趣旨説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑のある方は発言願います。  安田美由貴君。 66: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。発委第2号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書についてお聞きしたいと思います。  意見書案の表題と最初の文章、1番と5番に関しては異議がありません。2番、3番、4番についてお伺いします。  この意見書に基づいて、国が特例措置などを今年度限りとすると決めてしまった場合、市内事業所や市民などが負担する固定資産税と軽自動車税環境性能割は幾らくらい増えることになるのでしょうか。2番、3番、4番の影響額について、今年度または昨年度ベースいずれかでお答えいただきたいのですが、御回答いただけませんでしょうか。 67: ◯関壽夫総務委員会委員長 安田議員の質問にお答えします。  2番目の固定資産税、家屋及び償却資産の特例措置によって生じた令和3年度の影響額は、家屋が4,918万5,000円、償却資産が2,200万3,000円で、計7,118万8,000円の減収となりました。3番目の土地に係る負担調整措置によって生じた令和3年度の固定資産税の影響額は4万9,302円の減収となりました。4番目の軽自動車税環境性能割の臨時的軽減によって生じた令和2年度の影響額は263万2,500円の減収となりました。  以上で説明を終わります。 68: ◯安田美由貴議員 減収した分というのは既に国が全額補填していますが、なぜ減免を打ち切る内容の意見書を出す必要があるのか疑問が残りますが、以上で質疑を終わります。 69: ◯青木正孝議長 ほかに質疑はございませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70: ◯青木正孝議長 ないようですので、質疑は以上で終結いたします。  ただいま議題となっております件につきまして、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託はいたしません。  これより討論に入ります。討論はございませんか。  安田美由貴君。 71: ◯安田美由貴議員 7番、安田美由貴。発委第2号、コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める意見書について、反対討論を行います。  この発委は委員会付託を今回されずに、市議会議長会の意見書案をそのまま提案されているものと理解しています。総務委員会を傍聴していましたが、質疑は一切なく、慎重審議がなされていませんでした。総務委員会以外の者が文言に関する協議に加われる状況は、今日しかありません。富津市では、所管以外の議員が質疑をする機会もあるそうです。今後、意見書案など付託議案とならないものについては、所管の委員ではない者の質疑や意見聴取の機会を設けていただくことを希望します。  意見書案の2番についてです。これについては、固定資産税のコロナ減免。3番は、今年度の固定資産税の課税標準を昨年度と同じにする。4番は、軽自動車税の環境性能割の減額に関する記述があり、これらを今年度、今回限りで打ち切る内容となっています。固定資産税に関わることなので、本来この部分は福祉委員会でも協議すべきものだったのではないかと思います。  先ほどの質疑で影響額について示されましたが、これらの減収分は全額、国の新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金というもので補填されます。補填されるにもかかわらず、固定資産税の減免を今回限りや今年度限りにするということは、市民や中小企業にとって増税につながります。何のメリットもありません。なぜコロナ禍の固定資産税の減免特例を今年度限りとする意見書を南房総市議会が採択しなければならないんでしょうか。政府が市内業者の育成と逆行して、コロナ禍の減収に苦しむ市民や中小企業を助ける施策を切り捨てるための大義名分として、地方議会からも意見が上がっているからと責任転嫁をさせているようにも見えます。  今議会では、議案第66号で過疎地域の旅館業などの固定資産税課税免除に関する条例が福祉委員会で審議され、先ほど全会一致で可決されました。これとは真逆の発委に今回同意した場合、議会の判断として大きな矛盾が生じるように思います。昨年度の意見書に準じた内容となっている本題と最初の文章、1番と5番の意見書を採択すべきと考えます。  固定資産税の減免などを今年度限りにすることは市民や市内業者にとっても負担増につながりますので、この発委には反対します。 72: ◯青木正孝議長 ほかに討論はございますか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73: ◯青木正孝議長 討論なしと認めます。以上で討論を終結いたします。  これより採決いたします。起立によって採決いたしますが、起立しない方は反対とみまします。  本案を原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                     〔賛成者起立〕 74: ◯青木正孝議長 起立多数。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────────     ◎閉会の宣告 75: ◯青木正孝議長 以上をもちまして、本定例会に付議されました案件全てを議了いたしました。  これにて令和3年南房総市議会第3回定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。                                         (午前11時13分)      上記会議録を証するため下記署名いたします。           議     長   青  木  正  孝           署 名 議 員   鈴  木  直  一           署 名 議 員   川  上     清...